2017.02.09
こんにちは。
今日は皆さん一度は耳にした事があると思いますが【音楽療法】について、お話しをしたいと思います。
阪野登詩ピアノ・エレクトーン音楽教室では、障害者の方のレッスンもさせて頂いています。
月に二、三回は、障害者支援学校などでもレッスンさせて頂いています。
学校には様々な障害を持つ幼児から大人の方が毎日通われています。
本日は、今、訪問させて頂いている学校の初日の音楽療法での成果をお話ししたいと思います。
私は前もって、利用者さん全ての情報を聞かずにまず教室に入ります。
そして、私も皆さんと一緒に遊んだりダラダラしたりします。
そして10分程その日の利用者さんの様子や教室の雰囲気を見て、レッスンの進行を決めています。
初日は、全く喋らない子供達が大半で、一人はピアノに興味があるようでしたので、私がピアノで弾き語りをし遊んでるようにしていると、
興味がある男の子Y君が「ピアノ先生〜、俺も弾きたい。」と。
私はまず彼に、「俺って言われるの先生は嫌だしカッコよく無いなぁ。僕って言ってくれたら先生はうれしー。」と言うと、彼はすぐに「ごめんなさい、ピアノ先生。僕はピアノが大好きになりそうです。教えて下さい。」
私は張り切りたい気持ちを押さえて、
「みんな〜〜、Y君がピアノするって!みんなもこっちにきて、お歌と色ぬり(音符が読めるように)しよー!」
と。すると黙り込んでいた子供達もこっちにきて、黙ったまま色ぬりをはじめ、最後は一番小さなK君が私の膝の上に乗り、「先生、僕上手?」と。
後から先生方に聞くと、学校に来てk君の声を聴いたのは初めてだと。
私は音楽の力は素晴らしいと確信しました。
本日は初日の一部のお話しで終わりますがこれから、他のお話しもしていきますので、お楽しみに!